医療情報技師-医療システム系 まとめ

医療情報技師

皆様、医療情報技師試験に向けて勉強出来てますでしょうか。

医療情報技師育成部会ホームページの到達目標を参考に医療情報システム系に関してアウトプットを兼ねてまとめを作成しました。
※誤植等による責任は負えませんので参考程度にどうぞ、あればコメント等で教えていただければ幸いです。

分かりやすいように今後追加・加筆・修正していく予定です。

公式の参考書について

初めに、公式の参考書の紹介をします。

医療情報システム系の分野に苦手意識があるのであればこちらの参考書を購入してもよい方思います。

確実に押さえておきたい「医療DX」

追記(2025.8.9)

受験生の皆様には「医療DX」について知っておいてほしいです。
※出題される可能性が高いと踏んでいます。

医療DXとは

IT技術やデジタルツールを活用して、医療の質や効率を向上させる取り組みのこと。

例えば

  • 電子カルテ・クラウド化
  • 遠隔診療(オンライン診療)
  • AI・データ解析の活用
  • 医療IoT
  • 医療業務の効率化

医療分野の情報化と医療情報の特性

医療情報の特性

医療情報の種類

医療の情報について列挙できるようにしましょう。

症候とは心身に現れた病的変化のことです。医療の情報についてまとめました。

主観的情報:患者自身が感ずる自覚的なもの
      ex.患者が訴える症状(胸が痛いなど)
客観的情報:他者による観察で認められる他覚的なもの
      ex.胸部X線写真の所見

医療情報の一次利用と二次利用

医療情報の一次利用と二次利用について説明できるようにしておきましょう。頻出問題です。

一次利用:収集した診療情報を利用し、患者に直接還元すること
二次利用:収集した診療情報を公益のために利用すること

電子的な診療記録・健康記録

電子健康記録(EHR)

EHRとはElectronic Health Recordの略。主に医療機関で取得される診療情報や検査データ、既往歴やアレルギー情報などを共有する仕組みのこと

個人健康記録(PHR)

PHRとはPersonal Health Recordの略で個人の健康や身体の情報を記録した医療データを意味する。

医療情報を扱う者の倫理

医療情報担当者の倫理と責務

医療情報担当者倫理網領

  • 社会的な責務:医療の提供や計画に必要となる保健医療福祉情報について、収集、蓄積、伝送、利用、取り扱いが適切に行えるように努めなければならない
  • 自身に関する責務:職業人としての一般的な責務
  • 患者に対する責務:患者の個人情報が適切に扱われ、患者の権利が擁護されるよう行動する責務がある
  • 医療従事者に関わる責務:患者に対する責務に矛盾しない範囲で、患者の加療にあたる医療従事者を援助する責務を負う
  • 施設・雇用者に対する責務:医療情報担当者は施設・雇用者に対して能力を備えること、勤勉であること、誠実であること、忠実であること、という義務を負う

病院情報システムの機能

診療科・センターの業務に関するシステム

医事部門業務に関するシステム

患者登録・受付

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