この記事は心電図検定を受ける方に向けて作成しました。
心電図検定に関しての勉強法、参考書の情報に関するサイトは数が限られており
ニッチであることや歴史が浅いこともあり情報が少ないです。
私自身も現在勉強中の分野ではありますが皆様と情報を共有できればと思います。
余談ですが私は去年定員締め切りで試験を受けることができませんでした。(笑)
※早めの申し込みをおススメします。
心電図検定について
日本不整脈心電学会が運営しており
心電図学に興味があれば誰でも受けることができます。
1級から4級まであり、1級の成績上位者はマイスターとなります。
私はひとまず3級合格を目指しています。
4級 | 心電図の基礎的な判読力 |
3級 | 基礎~中程度 |
2級 | 中程度~高度 |
1級 | 高度 |
マイスター | 高度で専門的。1級成績上位 |
心電図検定を始めるにあたって
医療従事者にとって、心電図判読の重要性はいうまでもありません。これまでに、心電図の魅力に取り憑かれた多くの研究者が、心電図学の発展に努めてきました。
ただ心電図は、決して特別な専門家のためだけに存在するものではありません。心電図に興味をもち、判読に自信をもっている人は決して少なくはないでしょう。学生や看護師、臨床検査技師で、医師のレベルを超える判読能力を持つ人もいる。循環器専門医の中にも、その隠れた才能を他のスタッフに知られていない人がいるはずです。
教授よりも学生の私の方が心電図を読めるぞ! もっと心電図を好きになりたい! 興味を持ちたい! そうした方々にとって、よりいっそう心電図を学ぶ機会と喜びを分かち合う場はないだろうか? 日本不整脈心電学会はそうした声を受けて、心電図検定を立ち上げることにいたしました。心電図検定の対象者
医師・看護師・臨床検査技師・医療系学生・医療関連業者のほか、心電図に興味を有する方であれば問いません。
使用しているテキストについて
私は今日まで3冊の参考書とyoutubeをメインに勉強を進めています。
購入した順に紹介させてください。
ほぼ初めての心電図
私自身は病院で働いているものの、心電図に関しては素人に毛が生えた程度しか知りませんでした。
そこで調べたところ「ほぼ初めての心電図」という本がオススメということでまずはじめにこちらを購入しました。
超初心者向けで5時間程度で読み切れるとあります。
基本中の基本で内容が構成されてますのである程度理解されている方には不要なのかな?と思いました
心臓の活動と電位、基本的な心電図の所見と異常、心電図を読むといった3パート全13章で構成されています。
心電図検定公式問題集&ガイド
とにかく問題を解きまくりました。
公式の問題集で解答・解説付きなのでかなり実力をあげられた気がします。
こちらは心電図検定2~4級相当の問題が掲載されています。
繰り返し何度解いています。
心電図の読み方 パーフェクトマニュアル
こちら最強の参考書でした。
正直問題集の内容は最初の一冊(ほぼ初めての心電図)だけでは対応できず、こちらを購入しました。
かなり詳細に書かれていて網羅しているといっても過言ではないです。
但し、専門書なので値段が少し高いです。。
おすすめのyoutube
Dr. Kihei Yoneyama 心臓のお医者さん
心電図マイスターチャンネル
試験の概要 まとめ
実施要項に関しては以下から最新のものをチェックしてください
以下に例年の特徴をざっくり書いておきます
- 会場は札幌、仙台、大宮、東京、名古屋、大阪、福岡、神戸(2級・3級のみ)
- 毎年8月に申し込みが開始され、9月が締め切り。
早めに申し込まないと詰む - 試験日は12月
みなさんの勉強がより有意義になりますように
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